新島のトロキンメが食いはじめてます。

こんな図みたことありますか?






黒潮速報です。


実はこの図は釣りの予測するのに不可欠なものでして・・・・

この図の通り黒潮が今年は近いところを流れています。


「じゃあ黒潮の中にいけば魚がいっぱい釣れるの?」と思うでしょう?















黒潮の中には魚がいません!









僕は5,6年前までは毎夏の下田のカジキ大会に出たり、三宅島のほうまでカジキ釣りにいったりとしていたもので・・・・

途中、黒潮を通過することも幾たびか。



黒潮の真っ只中にいくとわかるんですけど・・・・

色はインクブルー。

これが水中50m近くは見えるんじゃないか?というくらいクリアな潮。
貧栄養であるためにプランクトンの生息数が少なく、透明度が異常に高いんです。






じゃー黒潮ないほうがいいんじゃない?







黒潮は最大4ノットという海流です。







わかりやすくいうと時速1ノットは1.852kmですから時速7.3kmということになります。

この海流と黒潮の高水温によりその回りの海域を暖め、プランクトン活動を活発化させ潮の流れを作ってくれます。


プランクトンの活動が活発になれば当然、その影響で魚も活発になるというわけです。











じゃーどこに魚いるのよ!!!




と思いますよね。






ズバリ!

神津島、新島、利島の周辺に張り出している17度の海水温のエリア。

ここは黒潮の分流がもたらしている海水温エリア。


ここが狙い目なんです。







夏場なら間違いなくカジキがでる場所。

ただ、かなり上潮が早いことが予想されますが・・・

潮が動かんよりいいです。




ちなみに水温16度のエリアはイサキが口を使い始め、真鯛が釣れ始める水温です。

御前崎の真鯛も食い始めているでしょ?







これは黒潮から16度のエリアが御前崎に向かってのびています。

この影響で食ってるんです。








もちろん16度のが伸びているということは潮の流れもある証拠。




逆に、先週御蔵島にいったお客さんが見事撃沈してきました。






そりゃそうです。黒潮の真っ只中ですから・・・


逆にイナンバにいったお客さんはビン長マグロが大漁でした。
ちょうど黒潮が外れたヘリにあったからなんですね。




必ずしも真っ只中だから悪いとは限りませんが・・・・

黒潮は毎日動いてます。








ぽんと黒潮がハズレた時は恐ろしいくらいに食う時もある。





早い潮が止まったときは本当に食います。







こればかりは行ってみないとわかりません。

こうやってこの黒潮速報は見るもんです。

僕も須崎のカジキの突き棒の漁師にさんざん、この黒潮情報の読み方を叩きこまれました。




カジキ釣りの漁師はやみくもに漁に出るわけではありません。

あの広い伊豆諸島海域でどこにカジキがいるかこの黒潮速報で予測していくんです。



今日は真面目に語ってしまいました。








次回は昨日、キンメの漁師と話した最近たまに見かける色付きハリスがキンメにもたらす悪影響について講義しましょうか・・・


まーネタはその時の気分ですが・・・・